1回で仕上がる虫歯治療 3 -どうして虫歯は削らないとダメなの?ー
茶色い虫歯をすべて削り取ったところです。
そもそも、なぜ虫歯はすべて削り取らなければならないのでしょうか?
それは虫歯そのものは、自然と治癒することがないからです。
普通、人間の体は自然治癒力というものがあって、怪我をして傷を負っても、自然と治っていきます。骨が折れてもちゃんとつなげてあげれば折れたところがまたくっつきます。歯の場合は折れても、もうくっつく事はありません。虫歯になって穴が開いたところは、元の形には戻りません。歯は人間の体の中で自然治癒力がない組織なんです。
さらに、むし歯そのものはばい菌の住処であり、ばい菌の塊です。
もう元には戻らないばい菌の塊がむし歯なのです。
そのため、むし歯になってしまったところは、削り取ることになります。
「むし歯ができる→削り取る→穴が開く→つめる」 このサイクルになります。
しかし今回のように、つめた周りがむし歯になってしまうと、また削り取るようになります。そうすると一回り大きな穴になります。そしてまたつめます。
むし歯が再発すると 「むし歯ができる→削り取る→穴が開く→つめる」 このサイクルを繰り返すことになり、穴がどんどん大きくなっていき、最終的には歯がなくなってしまい、抜歯となってしまいます。
だから、むし歯にならないように、むし歯が再発しないように予防歯科を行うことがとても大切なんです。
(治療過程の写真をweb上でこのような形で匿名で使用することは、患者さんご本人の承諾を得て使用させていただいております。この場をお借りしてご本人へ改めて御礼を申し上げます。)
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