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    歯石を取りましょう! 3 -歯石を取って5日後の写真-
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    むし歯を削って詰めるまで 5 光で固まる材料
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    歯の根の治療を専門とする歯科医院
    歯の治療に使う顕微鏡です。
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    1回で仕上がる虫歯治療 7 -治療前・治療後ー
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    1回で仕上がる虫歯治療 1 -上顎の前歯編ー
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    1回で仕上がる虫歯治療 5 -柔らかいプラスチックをつめて固めるー
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    10周年をむかえました
    2000年7月19日に栃木県日光市(当時は合併前だったので今市市)に沼尾デンタルクリニックが開院するときの新聞折込チラシです。
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    1回で仕上がる虫歯治療 4 -削った穴に接着剤ー
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    思うこと

    It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is the most adaptable to change.
         Charles Darwin

    生き残る種というのは、
    最も強いものでもなければ、
    最も知的なものでもない。
    最も変化に適応できる種が生き残るのだ。
         チャールズ・ダーウィン

    「適者生存(survival of the fittest)」

    歯との付き合い方 老年期編 3 -おいしく食べて、元気で長生き-

     

     歯があれば、私たちはおいしい食事を楽しむことができます。「食べる」ということは、生き物の生存にとって必要欠くべからず要素であり、基本中の基本です。

     

     

     そして、「食べる」ことは人間にとってたいへん楽しいことであり、食事を楽しむことができれば、大変豊かな生活(クオリティ・オブ・ライフ)を送ることができます。

     

     

     不幸にして、歯が抜けてしまったり、抜いてしまったりした場合は、入れ歯でその機能を補うことになるわけですが、若いころからの努力の積み重ねで、自分の歯を残していくに越したことはありません。

     

     最近では、噛むことが、脳にいく循環血量を増やすということがわかってきました。

     

     

     たとえば、眠気覚ましには、コーヒーや紅茶によるカフェインの摂取と、チューインガムを噛むこととを比較した場合、チューインガムのほうが効果的だったということです。

     

     

     噛むことによって、脳へ多くの血液が流れることになるというのならば、当然、ボケ防止にも効果があるのです。

     

     

     よく噛めるお年寄りは、脳が活性化されますから、ボケることも少なくなります。噛むということが、たいへん重要になってくることがおわかりでしょう。

     

     

     いかがですか。

     

     

     つまり、たとえ一本の歯であっても、それをしっかり守っていれば、おいしい食事ができるだけでなく、からだ全体や脳の健康のためにもたいへん役に立つのです。

     

     

     日本は長寿国、せっかく長生きするのなら、おいしく食べて、食べる楽しみとともに生活を楽しみましょう。

     

     

     ひどく悪くなってから歯を大事にしても、なかなか結果がついてきません。

     

     

     ぜひ日ごろからの歯のケアを習慣にして、自分の歯と長く付き合っていきましょう。

     


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    歯との付き合い方 老年期編 2 -噛むことと唾液の効果-

     

     唾液には、食べ物を消化する働き、酸やアルカリを加えても水素イオンの濃度の変化を最小限に食い止める働き、細菌の増加をさまたげる働きなど、重要な生理機能があり、消化器官である胃や腸への負担を軽くしていくのです。

     

     

     こうして、歯が食べ物を細かくして、しかも唾液とよく混ぜ合わすことで、消化管の調子も悪くなるはずがありません。そのうえ、唾液の中にはEGFという物質が微量ながら含まれており、これがじつは消化管の傷を治すのに重要な役割を果たすといわれています。

     

     

     よく噛むことは、こうした唾液のさまざまな生理機能を十分に発揮させ、活かすことにつながるのです。

     

     


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    歯との付き合い方 老年期編 1 -人生の総決算、8020を目指して-

     

     

    8020運動」をご存じですか?

     

     厚生労働省では「8020運動」というキャンペーンを展開し、“80歳になっても20本自分の歯を残しましょう”と呼びかけています。

     

     

     つまり、赤ちゃんからお年寄りまで、生涯を通じて口の中の健康を保ち、これを増進させようと、提唱しているのです。

     

     

     これまで、年代別に注意することがらについてお話してきました。丈夫な歯と歯周組織を保ったまま年をとることができたらどんなに喜ばしいことでしょう。しかし、それはなぜでしょうか。

     

     

     まず、おいしいものをどんどん食べることができます。健康な歯でしっかりと噛み、唾液の中に含まれている成分と食べたものを混ぜ合わせて、胃腸へと送り込むことができるのです。こうすると、消化器官への負担が減り、栄養の吸収も高まります。つまり、全身の健康に関わってきます。

     


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    歯との付き合い方 青年期以降編 8 -全身の健康と歯周病-

     

     まだ、からだの抵抗については、ストレス・ホルモン・全身疾患などと関連があるといわれています。糖尿病などの全身的な病気のある場合には、その治療を徹底的に行うことがいうまでもなく必要です。

     

     

     全身的な病気との直接的な関係が、近年少しずつ明らかにされてきています。これらの病気があると、かなり重い歯周病の症状を示すことが多いようです。

     

     

     どうですか?

     

     老後を自分の歯で過ごし、QOLの高い生活を送るには、日ごろからのケアが必要なことがおわかりになったかと思います。


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    歯との付き合い方 青年期以降編 7 -歯がグラグラする前に何ができるか?-

     

     外因となる歯周病の細菌については、近年のすぐれた研究によってだんだんと詳しいことが明らかにされてきました。その結果、歯周疾患にかかわるさまざまな細菌検査が歯科の臨床に取り入れられつつあります。

     

     

     プラーク内の細菌の種類を調べたり、炎症の時期(現在安定しているか、それとも急激に悪化しそうか)などの予測ができるようになってきました。

     

     

     歯周治療にあたっては、スケーリング(歯の周りについたプラークや歯石を取り除く方法)、ルートプレーニング(歯根についたプラークや汚れを取り除く方法)があります。専門的なプラークコントロールは、歯科医院で受けることができます。プラークコントロールが、歯周病予防や治療においては大変重要です。

     

     

     比較的軽度の歯周病の治療は、プラークや歯石を取り除いて清潔に保ちます。

     

     

     また、不適合な入れ歯や冠は調節し、グラグラし始めている歯なら、固定して安静を保ちます。

     

     

     けれどももっとも大切なことは、正しくていねいなブラッシングです。歯科医師や歯科衛生士からあなたに合ったブラッシングの方法を指導してもらい、また、適切な歯ブラシ・デンタルフロスや歯間ブラシの使用方法を知る必要もあります。

     

     

     ひどくなる前に、歯科医院で行うプラークコントロールはたいへん効果的です。

     

     

     歯周ポケットが深くなり、歯槽骨の吸収がひどくなった、程度の進んだ歯周病の場合は、手術で歯の根の部分の汚れや、炎症を起こした部分を取り除くことなどが必要になります。


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    歯との付き合い方 青年期以降編 6 -からだの抵抗力が弱いと・・・-

     

     歯周疾患では、プラーク内にある細菌が外因として、生体の抵抗力が内因として作用します。

     

     

     したがって、生体の抵抗力が同じであっても、細菌の量が増えればバランスは崩れます。

     

     

     その一方で、細菌の量が同じでも、からだの抵抗力が低下すると、やはり外因と内因のバランスが崩れて歯周病が発生する(またはなかなか治らない)ということになります。

     

     

     ある患者さんは、プラークをいっぱい歯にくっつけているのに、歯肉にはほとんど炎症が見られない。また、ほかの患者さんは、よくブラッシングしているのに、炎症症状がなかなか改善しない、ということがしばしば起こります。

     

     

     前者は、プラーク内の細菌も多いけれど、からだの抵抗力も強いため、歯周病が起きていないと考えられます。

     

     また、後者は、プラークは少ないけれども、からだの抵抗力が弱っているために歯周炎が起き、改善しにくいと考えられるのです。

     

     


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    歯との付き合い方 青年期以降編 5 -歯周病の進行には個人差がある-

     

     むし歯と歯周病という歯科の二大病の中でも、青年期以降にクローズアップされるのが歯周病だということをおわかりいただけたかと思います。

     

     

     しかし、実のところ、細菌部隊の規模や強さには人によって違いがあり、また、からだを守る防衛軍の戦闘能力にも個人によって差があるのです。

     

     

     病気の原因は、「外界から作用するもの(外因)と、生体側に関係するもの(内因)があり、両者が複雑に作用しあって発病する」と考えられています。

     

     

     つまり、外因と内因とのバランスの問題で、生体はヤジロベエのようにうまくバランスを保ち健康な状態を守っているのですが、このバランスが崩れたときに病気が発症することになるのです。


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    歯との付き合い方 青年期以降編 4 -歯槽骨と歯肉の破壊-

     

     戦争が長引くと、軍の指揮官であるT細胞が命令をして、付近の民家や畑をこわし、平地にして戦車を並べます。T細胞や大食細胞から放出された物質が、民家や畑にあたる歯槽骨や歯肉結合織を破壊するのです。

     

     このように、生体を守るために自然の環境(健康な歯周組織)を破壊して、戦闘状態に入ったのが歯周病(歯周炎)なのです。

     

     歯周病になると歯ぐきから血が出ます。これは、軍用道路ができて充血状態になり、軽い傷でも簡単に出血してしまうからです。

     

     また、歯ぐきが腫れあがるのは、軍用道路を急いでつくったために道路の周辺に工事用物資が放置されて、浮腫という状態になるからです。

     

     歯の周りからウミが出るのは、パトロールカーに乗って戦った好中球の死骸がたくさんたまっているからです。

     

     歯がグラグラするのは、戦闘状態に入って歯槽骨や歯肉結合織が壊されることによって起こります。

     

     歯ぐきが退縮するのは、敵の攻撃を受けて、住民の周囲を破壊しながら前線が後退しているからです。

     

     戦いの末に、歯が抜け落ちると、歯の周りに付着していた敵(歯周病原菌)がいなくなりますから、腫れや痛みといった炎症症状はおさまります。

     

     歯周病の発生のしくみがおわかりになったでしょうか?

     

     敵はプラークの中に潜んで、着々と戦力を強化し続け、攻撃してくるのです。おそろしいことです。これを防ぐためにも、いつもていねいにブラッシングをして、プラークを取り除いておきましょう。

     

     


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    歯との付き合い方 青年期以降編 3 -歯周病を戦争にたとえてみると-

     

     

     敵は、もちろんプラーク内に住んでいる歯周病の病原菌です。からだを守る味方の防衛軍として、いろいろな細胞や物質が働いています。

     

     敵にいちばん近い前線は、歯肉の上皮部、とくに歯と接している部分です。ここでは、好中球という白血球の一種がパトロールしています。好中球は非常に速いスピードで現場に到着し、「貪食能」(食べて殺してしまう)という武器によって敵をやっつけることができるのです。

     

     

     しかし、このパトロール隊には、軍隊の本部(免疫システム)と無線連絡する装置がありません。

     

     

     前線をパトロールしているもうひとつの細胞は、大食細胞(マクロファージ)です。このパトロールカーはそれほどスピードは出ませんが、本部と無線連絡を取ることができます。また、この大食細胞は、好中球と同じように、細菌を食べる貪食能によって、敵をやっつけることができます。

     

     

     敵の数が多くて、手に負えなくなると、車についている無線を使って、本部へ敵の襲来を知らせます(これを抗原提示といい、免疫反応がスタートします)

     

     

     連絡を受けた本部は、急遽、軍隊や武器を前線に送り込むことになります。この際、大量の物資を短期間のうちに現場に送り込まなければなりません。そうすると、従来の細い道路(血管)では、十分に武器や軍隊を送ることができないため、どうしても広くて立派な軍用道路が必要になります。広い軍用道路ができることは、からだにとっては血管が広がる現象(充血)に相当します。炎症が起こると赤くなり熱っぽくなるのはこのためです。

     

     

     林を切り開いたり、山を削って道路を急いでつくるのですから、道路のまわりには工事用の物資が雑然と置かれることになります。これは、からだにとっては、血管の中から液状成分がしみだした「浮腫」という現象にあたります。

     

     

     また、こうした工事用物資(液状成分)は不要となって道路(血管)の外に出るのではありません。液状成分のなかには生体にとって重要な物質が含まれており、細菌の毒素を薄めたり、細菌がからだの中に入らないようにする大切な働きをしています。

     

     

     いずれにしても、炎症があるとその場所が腫れあがるのは、この浮腫が原因なのです。

     

     

     本部(免疫システム)から前線(歯周組織)までの軍用道路(血管が広がった状態)ができ上がると、軍隊が派遣されます。

     

     

     まず、好中球が猛スピード前線に向かい、その後を大食細胞が追って軍用道路に走っていきます。さらにその後を戦車に乗った主力戦闘部隊は、B細胞と呼ばれるリンパ球で、この中には特殊工作部隊(形質細胞)も含まれていて、ともに、抗体という武器で敵をやっつけます。

     

     B細胞も形質細胞も、大量の武器(抗体)をつくり、これで敵(細胞)と戦います。

     

     

     戦闘部隊の指揮官は、T細胞と呼ばれるリンパ球です。戦闘状態に入ると、民間の地下組織、つまり民兵(補体)も加わって、敵と戦います。

     

     


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    歯との付き合い方 青年期以降編 2 -歯肉炎と歯周炎-

     

     歯周病には、歯肉炎と歯周炎があります。簡単にいうと、炎症が歯肉部にのみ見られるものを歯肉炎といい、炎症が歯肉よりもさらに深く影響して、歯根膜や歯槽骨が破壊されている場合を歯周炎といいます。

     

     

     このような歯周病の約9割は「成人性歯周病」と呼ばれるもので、幼児に発生することは、たいへんめずらしく、しかし、青年期以降の人にはきわめて多くなります。歯周病がどのように起こるのかを、戦争にたとえて次回に説明してみましょう。

     


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